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ススキ・葦(葭)・菅等の茎の部分を採取する。(根は使用しません)
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軽くすすぎ洗いをし、泥・土等の付着物を除去する。
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燻す時間を短縮するために2〜3日天日干しするのものOK。
天日干ししなくても良い
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4 |
葉や実等は、取り除いて茎のみを使用致します。
(ススキ・葦の採集時点で、葉や実の部分を取り除く事をお勧めします。)
茎を4〜5センチの長さにハサミや包丁で、切る。
葦の場合は節が、硬いので怪我のないようにご注意
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5 |
燻し作業として、ホットプレートに蓋が出来る範囲内で、部材を鉄板に乗
せ、中温(120〜140度)設定で加熱する。
全体均等に、チョコレート色になるまで、加熱する。
燻し作業後は、ホットプレートは、調理には使用不向きな状態(タール分
の付着)になりますので、古い製品をご使用ください
燻し仕上がり⇒ |
その際燻煙が、出ますので換気等をご注意下さい。
また、頻繁に開けますと温度が下がりますし、成分が水蒸気(煙)と共に
一部失いますので、4〜5回の部材撹拌で燻し作業は行って下さい。
なお、燻し作業の仕上がり判断は、手で軽く砕ける状態が目安です。
ホットプレートが無い場合は、部材をアルミホイルで包み、魚焼き器・グリ
ルや電気オーブン等で行って下さい。
魚焼き器の場合、炭化してしまい、燃え上がることがありますので、ご注
意下さい。(短時間で仕上がります)
燻し過ぎ⇒ |
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6 |
燻し終わった部材を、布巾または、布製の袋で包み、金槌等で軽く叩き砕
くか、ペンチ等で挟み割って下さい。
飛び散りますので、ご注意下さい。
粉末までする必要はありません。
砕き作業は、あくまでも部材より煎じる際に成分を有効に出すために、表
面積を増やす為のものです。
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7 |
砕き終わった部材は、湿気ないよう密閉容器で保管して下さい。
出来れば、ガラス容器がより良いと思っております。ビニール袋でも可。
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8 |
300〜500ミリリットルの沸騰したお湯に対して、3〜4グラム(大
さじに山盛り)程度を簡易ティーバック等に入れ、投入し約10〜15分
煎じて下さい。
細火でコトコトと煮こぼれしないようにご注意下さい。
電気ウォーマー(コーヒーメーカー等)を使用して煎じる場合は、少し低
温でありますので、約30分程掛かります。
煎じたお茶は、薄茶色をしております。
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